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2016/02/29

ネットワークプレーヤー新調

Dsc03961
 

先日のNAS新調にあわせて、またまたオーディオです。ネットワークプレーヤーを新しくしてみました。ん〜、安くはなかったです。オーディオ界は怪しいケーブルにノールックで10万もつぎ込む人がいるアホアホな世界。それに較べれば今回の私の買い物なんてカワイイもの。上を見ればキリが無いので一応は程程に収めています。その程程具合がイイ感じではないかとは思っています。
 
 
購入したのはTEACのネットワークプレーヤー。
オーディオに興味があれば読んでみて下さい。
  
 


 【目当ては?】
 
 ・最新のD/Aコンバーター(DAC)

 ・プリアンプ
 
 

 【D/Aコンバーター(DAC)】
 
デジタル→アナログ変換(DAC)する信号変換装置。必須な機能です。30年前のCDプレーヤーでも今のiPhoneでも何でも、もれなくDACチップを内蔵しています。デジタルデータはDACでアナログ信号に変えられ、アナログ信号はアンプで増幅され、スピーカーなりヘッドフォンの振動板を震わせ、音になります。
 
オーディオ的に優れたDACは何だ?というのをザックリいうと、収録されている音を忠実に再現するDACです。忠実であれば、録音したスタジオやホールの音の立体感や元々の音分離がそのまま再現されるはずです(もちろん優れたDACの性能が活かせるアンプやスピーカーは必要です)。
 
CDプレーヤーのDACはハイエンドでなくとも普及品でも音は相当に良いです。しかし、実はCDのデータ量(アルバム1枚500MB程度)って音を“忠実に”再現するには小さいのです。だからどれだけ優れたDACであっても、小さいデータの行間を読まなければならず、DACチップのメーカーによって音の雰囲気が異ったり、安いDACチップは音が分離できず平面的になったりというのがあります。信号変換装置なのに、忠実な信号変換が出来ていないということですね。結果として、CDや圧縮音源では“DAC依存の音”になってしまいます。信号変換だけのチップなのに、音の味付けが変わってしまう?良いのか悪いのか。。。
 
そこをオーディオマニアはポジティブに味付けの云々を語るのが常で、DAC機器に数十万〜数百万の金を注ぎ込んだりしているようですが、私のように単にいい音を聞きたいユーザーとしてはそんなのは迷惑な話。アンプやスピーカーで音の雰囲気がが変わるのは体験しているのでわかりますが、所詮DACは単なる信号変換に過ぎません。本来依存性が出なくてよいところに、味付け云々や高い値付けがなされる現状は、どうにかして欲しいところではありました。なお余談ですが、レコードの音が良いのは本当です。これはDACなどを介さず、アナログ録音をそのままアナログで出せるという忠実度の高さのためです。
 
ここからが本題です。
 
最近のDACは、日進月歩な進展によって、高精細なハイレゾ(ハイレゾリューション)音源に対応するようになっています。CDの数倍のデータの細かさで再現忠実度を上げようというのが、ハイレゾ+高性能DACです。データ量が増えれば、DACの味付けなどからは解放され、普通にいい音が聞けるようになるでしょう。

今回の導入ではそれがひとつの目的。このネットワークプレーヤーは2015年最新のDACを積んでいるので、CD(44.1kHz)の上の上の上の上の上くらいの超高音質である、DSD11.2MHzのハイレゾ音源を再生可能です。CDならばアルバム1枚500MB程度なところを、DSDではフツーに5GBとか10GBに達する圧倒的データ量。数倍の圧倒的物量であれば、再現忠実度は相当に期待できます。先日(→記事)NASを最新のハイスペックのものに替えたのは今回の布石でした。ハイレゾの大データを滞りなく供給できるように、という意図があってのことです。
 
ちなみに今回のネットワークプレーヤーは、CD(44.1kHz)のデジタルデータを最大DSD11.2MHzに焼き直してアナログ出力することも可能(アップコンバート)という特徴も持っています。もともとの小さいデータ量を引き延ばすだけで、どれだけの音が出るのでしょう?
 
 
 
 【プリアンプ】
 
実はこれが一番欲しかった機能だったりします。
プリアンプの機能は単純にいえばボリューム。
 
今使っているアンプは真空管アンプ。“プリメイン”と呼ばれるプリアンプ+パワーアンプの一体型なのですが、プリアンプを外付けすれば「単体パワーアンプ」としても使えるという内蔵プリ部のスルー機能があります。
 
そうとなればプリアンプを外付けしてみたくなるのが私の悪いトコロ。口ぐるまに載せられた感も無きにしも非ずですが、このネットワークプレーヤーのカタログにはプリアンプの質の高さが謳われていました。謳い文句通りであれば、真空管アンプの音色の艶やかさや広がりを持ちながら、プリアンプによる音の分離を伴ってくれないかな・・・これが今回の一番の目論見かもしれません。
 
 
 
 【音は良くなったの?】
 
もちろん良くなりました。192kHzのハイレゾ音源を聞いてみたところ、特に低中音の分離が良くなり、嬉しいことに音の響きが余韻深くなりました。まったくもって目論見通りで満足です。反面、音が分離してバラけてきたため音の押し出しが弱まりました。以前は音がダンゴで聞こえていたんだなあってわかりました。音量を上げてもうるさくないのは、音が自然になったからか、はたまた押しの弱さゆえか。。。
 
この結果には、ハイレゾ+プリアンプの両方の効果が出たと思っています。全体として結構満足です。しかし、少し期待していたアップコンバートの効果は気のせいレベルでした・・・残念。DSD音源は手持ちにまだ無いので早く聞いてみたいな。
 
 
 
 【音が良くなったとは云え】
 
経験的なオーディオグレードアップの感動度は、

 アンプ [40%]
 スピーカー [30%]
 DAC or CDP +音源 [20%]
 レイアウト [10%]

といった感じです。
 
個人的には、アンプを20代の時に買った98年製DENON PMA-1500Rから今のオランダ製PrimaLunaの真空管アンプに替えたとき(2011年)の感動が最大です。音出しの瞬間のあの衝撃は忘れられません。当時使っていたB&Wのスピーカーから平面的でくすんだ音が出ているだけのDENONアンプ。一方、音がスピーカーからではなく、目の前に艶やかに弾けて広がった真空管アンプ。中古ではありましたが、大枚をはたいた甲斐がありました。同時にこのときオーディオ雑誌の評価が全くアテにならないことを確信しました。
 
その次の感動は、03年製のMarantz DV8300というSACDプレーヤー(→手放したときの記事)から、YAMAHA NP-S2000のネットワークプレーヤー+ハイレゾ音源に変えたときです。このときは質の良いプレーヤーとハイレゾ質源は音がほんとにイイんだというのを教えてくれました。
 
それらと比べてしまうと今回導入の効果はわずかですが、高い満足度でした。
 
 
↓真空管アンプと購入したプレーヤー
Dsc03970
 
 
 
 【音以外に良くなったこと】
 
手元のスマホやリモコンからボリューム操作が可能となったこと、デジタル系統を集中させられ、それをスマホで操作できるようになったことです。このおかげで、HMさんでもストレス無くネットワークオーディオを使えています。手軽にradikoが聞けるのもマル。欲を言えば、らじるが聞けるといいんだけど・・・
 
 
↓iPod Touchをリモコン代わりに
Dsc03950

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