シマノペダル
これまでずっとスピードプレイを使ってきましたが、今日は血迷って(?)シマノペダルへ。一番安いSPD-SLです。ヨドバシ通販で翌日到着!
なぜシマノ?それも初めてのシマノロードペダル。先日のやまめの学校で堂城さんがシマノペダル&固定クリートを使っているのを見て、「これいいかも!」と思ってのことです。ただミーハーなだけ・・・ではなく、その目的は、足元固定化によって自分のクセを知る&その対策に役立てる、というところにあります。
私はカラダのクセで右足つま先が外に開きます。特に息が上がったときなど顕著に外開きが出てしまいます。今まで使ってきたスピードプレイでは、左右振幅の許容が大きいため私のクセ分を吸収してしまっていました。つまり右足つま先が開いたままでもペダリング出来てしまっていたのです。では、左右振りを許容しない固定クリートならどうなるのか。そういう興味は自然に湧いてきます。ヒザや股関節にしわ寄せがいって痛みが出るのだろうか?あるいは全くペダリングにならないのだろうか?
このような目論見で、シマノには3種類ラインナップされているクリート(黄3º、青1º、赤0º)のうちから、振幅許容がゼロ度の赤クリートにしたという訳です。ペダルの方はとりあえず一番安いのでよかろうと。
【走りはじめ】
最初にバチンと嵌めて走り出したときは衝撃的でした。自分のカラダが斜めを向いたまま自転車が前に進んでいるように感じたからです。いかにカラダ全体が歪んでいたかということですね。次の段階は、斜めに感じたカラダが無意識に前に向こうとします。すると右足がビンディングを外そうとし始めてしまいました。これは面白い。正直に動くものですね。
しかし、そんな違和感も5分も走れば去っていきました。これは人間のカラダがそもそも持つ対応力の高さなのか、それとも単なる慣れでそのうち歪みが痛みとして出てくるのか、何故だかはわかりませんでした。気がつくと、カラダも両足も自転車の進む方向に揃っていました。不思議ですねえ。
【固定クリートで1時間走】
なかなか気持ちよく1時間走ることが出来ました。固定クリートは良いかもしれません。ヒザも股関節も何ともなく快調そのもの。1カ所少しだけ違和感が出たのは「右足」。右足のくるぶしから下(シューズの中)がいつもと違う拘束力を感じ、足の甲からつま先にかけて先細りになるかのような絞られ感が出ました。もしかするとシューズの中で足が動こう動こうと頑張っていたのかもしれません。
セッティングについては、スピードプレイではクリートをエクステンダープレートで前寄りに付け、荷重位置は親指付け根付近。また嵩上げしていました。今回のシマノクリートでは、クリート位置は相対的に少しカカト寄りになり、荷重位置はちょうどボシキュウあたり。またベースがなくなった分だけ足裏とペダルの間隔が近くなりました。位置・間隔ともにわずかな変化ですが、足裏感覚としては「大きく変わったなあ」と捉えました。
そうそう足裏といえば朗報が。足裏の荷重位置が左右でほぼ同じになりました。これまでの右足の足裏荷重位置はスペシャルインソールを入れてもぼやけたままだったのが、固定クリートを入れたら左右で同じような感覚に。これは嬉しい効果。
これらのように固定クリート導入で良いことが多かったのですが、今日の1時間走の結果は思わしいものではありませんでした。平均心拍数132 bpmで平均速度27.2km/h。このアベレージは125 bpmくらいでこなしたいものです。思わしくない走りの原因は、肩上げを同時に試していたから。ロードでの肩上げ効果はやはりイマイチわかりません。次回からは、ペダルのことと肩上げのことは切り分けた方が良さそうです。
« シューズ洗い | トップページ | 走りがタルいときは »
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/593170/64106335
この記事へのトラックバック一覧です: シマノペダル:
コメント