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2017/01/22

サイスポ記事

Dsc05910
 
この「最終回答」ってのが気になって、久しぶりに買ってみました。普段は立ち読みすらしないんですが。
 
プロローグには「最終回答という題目ながら回答はせず、読者への道筋を示すことが目的」といった由の文面が。おお!それだ!と期待は高まります。これには完全に同意します。単純明快な解ばかりを追いかけても決して自分のモノにはならない。ある程度の道標を得たら最後は自分で見つけるべし。  その通りです。
 
しかしページをめくっていくに連れ・・・ガックリ度が増していきます。いくつかの類型を示して、「シチュエーションに合わせてそれぞれ当て嵌めてみましょう」とか、最終回答でない理由も「類型の組み合わせは何通りもあるから一意には決まりません」だったりと、結局のところいつもながらのHow to的な特集記事をちょっといじっただけの構成に見えてしまいます。筋肉と関節の連携の仕方の解説は、云われてみるとそうかなあと思いましたが。
 
 


ああ、いかんですね。
これでは安易な記事批評になってしまう。
 
こういうライディングスキル系の記事の内容については、読者は(私も含め)安易に批評しがちなんですが、個人的には敬意を(わずかながらも)感じながら読んでいます。こういうカラダの動きのメカニズムを執筆・編集にするには、論旨構成力と多大な考察が必要で、その一方で幅広いレベルの読者を混乱させないために、時に厳密であるより単純明快さを優先しなければならない。その折り合いが難しいと思います。
 
そんなこともありつつ読んでいて、実はもっともっと掘り下げて書きたかったんだけど、編集の過程で論旨の単純化が行われたのではないかって感じました。ホントは明確な分類は出来ないけど目先の単純明快さを優先したのかなと。
 
ついでに書きますが、どのスポーツでも文章だけでは体得は無理なんですよね。動画でも無理。伝えたいことの2割も伝わらないでしょう。逆に、聞こえのいいフレーズが書き手の意図とは乖離して一人歩きしてしまう。だから何かスポーツをする際には、テキストブックや動画、ウェブ検索はキッカケ辺りまでにとどめるのがベター。もし趣味として深めたいならば、面と向かって教えてもらえるスクールやレッスンを活用すべきというのが、私の経験上で云えることです。
 
 
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さて、サドルを上げるか下げるか、サドルは前か後ろか、前傾か後傾か、というところ、自分自身での指針は以下の通りです。あまり速くはない私ではありますが、まとめて書いてみました。(あくまで個人的な考えです)
 
まずは猫背はNG。これは大前提。我々はアマチュアとして趣味で自転車に乗るわけです。わざわざ悪い姿勢を取ってはいけない。他のスポーツでも猫背やカカト荷重を利用する向きは無いわけではありませんが、永く健康でいるためには悪い姿勢は排除したいと考えています。(やまめの学校で乗り方を習ってみると、猫背だから楽だとか速いとかいうことが無いことを知ります)
 
そのうえで自転車として重視すべきは“ヤジロベエ”。ヤジロベエは足をバランスの支点として頭(&手)の重さと尻の重さをバランスさせた状態。これが出来る乗り方をバイク上でやってみます。これは手荷重、尻荷重を容易に抜くことができる状態でもあります。(猫背ドッカリ乗りは尻荷重を抜くのが大変です)
 
そして後傾にならないようにする。サドルに腰掛けると後傾になりますが、それはアリです。すぐに前後バランスのとれる(後傾でも前傾でもない)状態に持って行けるかどうかが重要。
 
これくらいですかね〜

ヤジロベエで体系づけることができれば、サドルの高低は本質的には関係なく、自分の好きな高さを選べばいいと思います。特定のサドル高に縛られずに、低かったらこうなる、高かったらこうなる、ということを試すのも大いにあり。
 
サドルの前後とハンドル位置については、個々には決まらずセットで決まります。姿勢が深ければサドルは後ろでハンドルは遠目といった感じで。逆にアップライトなら自然にサドル前、ハンドル近めに。浅くても深くてもヤジロベエ。足元の支点基準でヤジロベエで決めると、自分に合った、あるいは好みのセッティングを見つけやすいと思います。
 
注意すべきは、後傾でも前傾でもないバランスした“真ん中”が得られるかどうか。バイクが止まった状態でヤジロベエのバランスをしてみても、スピードや斜度でそれは変化してしまうからです。いつの間にか後傾になっている、なんてのもありがち。そこはある程度経験を積んだり、誰かに見てもらったりというのが必要かもしれません。
 
この先にはまだいろいろありますが、まずは基本としてはこんな感じでしょうか。これらはやまめの学校で教わったことを自分で解釈したもの。自身で理由を与えながら体系的にポジションを作っていくことが可能になり、とても楽しく試行錯誤できます。
 
 
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たまには雑誌を買ってみるのもいいですね。楽しめました。
 

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